私の家には代々伝わるお話がある。 それは、私のご先祖さまのお話だった。 普通は、信じられないだろう… あんなにも作り話みたいなお話は。 でも、信じるしかなかった。 だって、この私自身もお話の中にあるものが 使えてしまうから。 これは、呪いみたいに私の家系にまとわりつく。 まぁ、そのお話とやらをゆっくり聞いくれ。