「とか言いつつどうせちょっとドキドキしてたんじゃないのー?」
莉緒……。
ここまで来てまだ言うか。
飲み物を飲み終えた私はまた布団にダイブした。
「全然? ……いや、少しね、ほんの少しだけなら……」
「ドキドキしたの?」
「……ほんの少しね!ほんとに少しだから!」
相手があれだから別に、だけど
彼氏ほしい真っ盛りの私は、手繋がれたら少しはドキドキしますよそりゃあ!
「お〜したんだドキドキ」
意味あり気なニヤニヤが結構うざい。
愛音ちゃんは眠いのか、うとうとしている。
「もう莉緒も寝たらあ!?」
「ううん、まだ真依の話聞きたいからあ!」
いつも冷めてるくせに……!
こういう時はしつこいのが莉緒だ。

