「いやっ、これは気温のせいだよ」
とは言っても今日の気温10度ちょいなんだけどねっ。
「またまた〜。認めなさいよ」
「は!?なにを!」
「吉田のことが気になり始めてることに決まってんでしょー!」
……いや、え?
は!?
「吉田を気になり始め……っ!? ありえない!!!百パーありえない!!!いや千パー!!」
ほんと莉緒ちゃんこそ今日おかしい。
「だって世界を代表する平凡と呼ばれるあの男だよ!?そんな奴気になるわけがない!」
「むしろ興味ZERO!!皆無!!!」
ごめんね吉田。
ディスりまくってるけど、
これが現実だ。これが本心だ。
私が夢見るのは廉くんみたいな王子様なわけでっ!
可もなく不可もなくみたいなパッとしない男は全然!全然望んでないしっ!

