「立て……ない……」
もう私の足使い物にならない!!
そんなに怖かったの私!?
身体がだいぶ応えてる……。
どうするんだろう吉田。
誰か呼んできてくれるかな。
あー、でも吉田だからなあ。
そこまで優しくないはずだしなあ……。
きっと歩けない私をここに置いて1人でゴールするんだろう。
うん、きっとそう。
怖いけどしょうがない。
吉田、今までありがとう。
最後まで平凡だったね。
暴言ばっかり吐いちゃってごめんね。
反省はしてないけど。
またいつか会えるといいね。
頭の中でそう手紙を書き、
「行っていいよ」と言おうとした。

