「もう怖くない?」 しばらく夜道を歩いていると吉田が聞いてきた。 「怖くない!こんな道別に……」 ガサガサガサっ!! 私が言いかけたところで急に側で物音がした。 ただでさえ敏感になっている私はこれだけで心臓がドクドクと騒ぎ出す。 「ほらやっぱり怖がってん……」 「怖くないって言ってんの!!」 吉田に「怖い」だなんて言ったらまた馬鹿にされるし! 吉田に弱いところなんて見せたくない。 だって吉田だもん。