吉田を好きになるはずがない!!





―――――……






「も''う''む''り''〜〜」




ハイキングを始めて3時間半。



長かった道のりを終え、今はバスで来た道を引き返している。



帰りはバス使うんなら行きもバスでいいじゃん…。(ハイキングの意味がない)







……そしてもう一つ。疑問がある。




「なんで隣に吉田がいるの?」





そう。なぜかバスの座席がおかしい。



隣に吉田がいる。




さっきまでイラつきすぎて幻覚でも見えてるのかな?





「なんでってジャンケンで負けたからだよ」




……どうやら幻覚ではないらしい。




後ろを見ると三人席に座る愛音ちゃんたち。



その隣に別にある3人席には廉くんと平凡男子2人。




そして私たちが座っているのは2人席。





___こうして全ては重なった。