とりあえず私はまた廉くんに集中することにした。 また楽しい会話を続ける。 が、しかし。 「きゃあっ!!!!」 ゴツゴツした岩道の途中、 瑞希ちゃんが声を上げた。 一瞬のことで、瞬時にそちらを向くと。 「おいっ、大丈夫か」 今にも転びそうだった瑞希ちゃんを腕で引き寄せる吉田。 「ごめんねありがとう」 「おう気にすんな」 …………え、なに。 これは一体なんの恋愛小説ですかっっ!! 2人だけなにか特別なオーラを放っている。 2人だけの空間ができている。