「好き、吉田」
「…………ほんと?」
「うん、ほんと。平凡だけど……前から好きだった、よ」
「……嬉しすぎて俺、死にそ…………」
初めて平凡が、平凡じゃない顔をした。
真っ赤な顔をして手で顔を覆った。
私……両想い……彼氏、できた、の!?
しあわせ……、こんな気持ち初めてだ。
まじまじと2人でまた見つめあって気づく。
「う、うわぁああああああ!?」
「急になんだよ!?」
……近い。近すぎるなにこれ、え?
「ごっごめん、私が押し倒したみたいになってる……!!!」
体勢がやばいって……!!!!
しかもここ道路じゃんっ……
いくら人通り少ないとはいえ……!!
急いで立とうとする。
が腕を掴まれて吉田の方へ勢いよく戻された。

