「なっななななななんでいるの!?」
いたのは同じように自転車を乗っている吉田。
相変わらず私服も平凡を極めている。
「言いたいことあって白石ん家いったら、お前の母さんからお前が今買い物行ったって聞いて追いかけてきた」
「なるほど…」
いや、納得はしたくないんだけどなあ。
正直今すぐ逃げ出したい。
「っていうか吉田はさ、、」
「ん?」
「私のこと嫌いにならないの?」
ずっと思っていたことを今やっと聞いてみた。
だって、、おかしいもん。
普通あんな態度取られたらムカつくだろうし
平凡平凡って言われたらうるせえブスって思うだろうし、
普通は嫌いになるはずじゃん。
実際私は吉田のことが嫌いだったから初めはそういう態度取ってたわけだし。
嫌いだと言われるのを覚悟して、
私はそう聞いた。
でもこれが、まさかあんなことになるなんて
到底思っていなかったけど。

