でも、なぜか好きにはなれなかった。
ダブルデートも、した。
一緒に観覧車も乗った。
そこそこ、楽しかった。
でも、俺は……
「白石と一緒にいた方が楽しい………」
今までのことを振り返りながら、
1人、ベッドの上で仰向けになりながら呟く。
あの時、白石楽しそうだった。
俺には一生向けないような顔を廉には向けてた。
だから単純に次の日、付き合ったのかと聞いたら、
なぜか怒られた。
そして1人で怒ってどっかに行ってしまった。
そしてなぜか俺が謝った。
でもそれもなぜか楽しかった。
……いや、意味わかんねえよ、俺。

