……やらかした、、
1人廊下に取り残され、後悔の念にかられる。
勝手に好きになって、
勝手に嫉妬して怒って……最悪だ私。
仕方なく来た道を戻り、
席に着く。
吉田は隣に居ない。
多分もう、隣にいてくれることなんて無い。
きっと吉田は、他の人、のものになる。
すると私の席にやってきた愛音ちゃんと莉緒。
「げ……真依、どうしたのその顔」
「また何かあったの?」
……だめだ。
二人の顔見ると、涙腺、緩む。
「ちょ、真依!?」
「真依大丈夫!?」
心配してくれている2人に、
私はべそをかきながら事情を説明した。

