吉田を好きになるはずがない!!





でも隣ですやすやウトウトしているこの平凡を見ているとそんなのどうでもよくなった。



世界は平和だなーって思うよねこの顔見てると。




目を完全に閉じてしまった吉田の平凡な顔をしばらく眺めていると、目に入った後ろのカレンダー。



そして私は気づいた。





「……明日から夏休み!?」



「急にうるさいな……なにごと」



「えっ、だから今日で学校終わりなの!?」




驚く私と眠そうな吉田。


でも待ってよ、夏休みってことは……!





「会えなくなるじゃん……!!」



「誰と?」



吉田がじーっと私を見て聞いてきたところで

私が声に出していたことに気づいた。