吉田を好きになるはずがない!!






「で?お前はなんでまだ残ってんの?」




カバンを持ち上げながら吉田は聞いてきた。


……あっ!吉田に今聞いちゃえばいいんだ!



平凡だけどナイスタイミングだ!





「いや、今廉くんと話してたんだけどね、」



謎の緊張感とともに私は切り出す。




「今週の日曜日遊びに行くんだけど、吉田もどう?だって」



私が変わらぬ表情で淡々と言い放つと、


吉田は疑問符を頭に浮かべてるような顔をした。




「なんでその二人プラス俺なの?」



「いや、2人じゃ気まずいからダブルデートにしよってなったの」




「は、ダブルデート?ってことは俺に相手がいるってこと?」



「あったりまえでしょ!誰が吉田単品で誘うの?セットに決まってるでしょ」



「俺はマ●クのハンバーガーかよ」




……ちょっと待って。


今のツッコミ地味におもしろいよ吉田のくせに。



じわるよだいぶ。




……っていや、それは置いといて……。