絶望に満ち溢れた表情をしていると、
教室に入ってきた一人の人。
誰か忘れ物でもしたのかな?
誰だろう、と視線を上げるとそこには…。
吉田。
日誌を出し終えたと思われる吉田がいた。
「うわあああぁあああぁああ!!!」
「なんだよそんなでかい声だして。俺は妖怪かよ」
そうだよ、お前は妖怪だよある意味。
と言いたくなる気持ちをぐっと抑えて、
私は冷たい視線を送る。
「急に静かに入ってこないでくれる?影薄っ」
「至って普通に入りましたけど。影薄とか失礼な」
「私は吉田に失礼なことしか言ってない気がするわ」
「ほんとだよ。もうちょっと思いやりを持って発言しろよ」
……いや、実にどうでもいい!
何この平凡な会話。
吉田いつもに増して腹たつ。
平凡な容姿しやがって!!!!

