『やべ!俺バイトだ!帰るわ!』
話が終わってすぐ、そう言った廉くん。
『うん、ばいばい!』
笑顔で手を振った。
しかし。
『あ!俺今日バイト詰めだから吉田に連絡しといてもらえるかな?』
『……は?』
思わず出てしまった間抜けな声。
だって今! 吉田に連絡って言ったよね?!
『聞いてる?』
『聞いてる、けど……』
『じゃあ誘うのよろしく!ごめんな!』
『いやまって!私吉田の連絡先知らない!』
お。これで諦めるかな廉くん。
だって嫌だよ、誘うなんて!!
私が言い出したみたいなるのなんてゴメンだからね!?

