君よ・・・輝け‼奇跡☆☆

と、その時。


「うわあ、羽咲さんのお弁当、めっちゃ豪華じゃん!」

「は?うぐっ・・・」

突然の声掛けにびっくりして、食べていた卵焼きを喉に詰まらせてしまった。


「あ、ごめん!えと・・・はい!お茶」
私は差し出されたお茶をひっつかんで、一気に流し込む。


「ゴクゴク・・・ふう・・・」

死ぬかと思った・・・。


「大丈夫?」

「あ・・・ありがとう・・・あ」

言って顔を上げると。

さっきまで寝ていたはずの世良くんが、満面の笑みで私を見ていた。

いつの間に起きたんだろう?