あんな姿の私に
声かけたくないのは分かってるけど
「話しかけてくれてよかったのに………」
嫌みっぽくボソッと言う。
すると、桐谷くんもムッとした顔で、
「だってアイツのプレゼントだと思ったから!!」
と言い返してきた。
――て事は、喋りかけれなかった原因は、あの格好が原因じゃないの??
「佐伯くんのプレゼント買ってるって、勘違いしてたから話しかけてくれなかったの??」
「………それ以外に何があんだよ」
あんな姿見ても嫌いにならないなんて。
心広いな、桐谷くん。
だいたいそんなに引きずるなんて、思ってもなかったし……
「佐伯くんとのカフェも、入ってきてくれてよかったのに」
つーか、入ってきてほしかったし。
桐谷くんの変な思い込みで
私までとばっちり食らったし。



