「あー、私そろそろ部活行こうかなー」
とか言い出す雪くんの腕を、ガッシリ掴む桐谷くん。
「何、一人逃げる気だ?? ちょっとワケを聞かせろよ。雪お前全部知ってたんだよな? どういうつもりだ?」
「あーだって。二人の事だし、二人で乗り越えてほしかったし!」
「はあ!? その割りには邪魔しすぎだろ! そんで、放置多すぎ!」
「邪魔って? ああ、由弦のこと? だってくっつかないって分かってたし! これでも私、洸平応援してたし」
「はあ!!? どこがだよ! 雪に裏切られたかもって、実はそこまで友達って思ってないのかもって、すげー不安だったんだからな!!」
「えー?? 裏切るわけないでしょ、親友だもん」
あの……友情を再確認してる所悪いんだけど、二人とも私の存在忘れてるよね??



