桐谷くんは確かに
佐伯くんの事を気にしていた。
一週間まともに喋ってくれなかったのは
自惚れじゃなければ、ヤキモチ………??
もし雪くんが言ってた人が桐谷くんだとしたら……全て辻褄が合う。
あの日、雪くんは私達の教室へやってきた。
そして私が佐伯くんと会う事を喋ったのだとしたら………
桐谷くんは私と佐伯くんがカフェで仲良さそうにしてたのを目撃したのかもしれない。
「佐伯くんの事、勘違いしてるのかもしれない………」
だって罰ゲームの期間まであと1週間残ってる。
それに雪くんは、『洸平の事は心配しないで大丈夫。桃花ちゃんを嫌う事は絶対ないから』って言ってくれたもん!!
「私も桐谷くんを嫌う事は絶対ないもん!!」
我をもすがる思いで弥生に吐き捨て、『ちょっと桃花!?』叫ぶ弥生を放って教室へと戻った。
イヤだ。このまま別れたくない………
ちゃんと話し合いたい………と、話せるタイミングをいつもより伺うも、邪魔ばかり入って結局休み時間も昼休みも話せないまま。



