「はいはい。ちょっと待ってね~! クワさーん! 例のバイトの子来ました~!」
女性の人の名札を見ると『水口』と書いてある。………水口さん。
きっとこの人が『クワさん』なのだろう、
奥から出てきた人は、なんとも優しそうな男の人だった。
「えーっと、相沢さんだったかな??」
「あ、はい!! 雪く………桑野さんの友人の相沢桃花です! 今日はよろしくお願いします!」
「うん、よろしく。僕の事は『クワさん』でいいからね。皆そう呼んでるから」
「は、はい!!」
改めてクワさんの胸の名札を見ると、「桑野」と書かれてあった。
やっぱりこの人が雪くんのおじさんだ。



