えーーーー!!!
ごめん、桐谷くん!!


それ解き方違うってよーーーー!!





当たり前だけど、私の心の声が聞こえない桐谷くんはそのまま間違えてる解答を黒板に書いてしまった。





「桐谷、おまえ授業聞いてたか?? 放課後残れ。簡単なプリント作ってやる」




当然、先生からは呆れられ
クラスの皆からは笑い者にされてしまった桐谷くん。




……うっ。ヤバ。目、合った。




「先生、残りますけど相沢も理解してないみたいなんで、一緒にイイっすか」




げえ!!!なんで!!!
確かに私が宿題見せたけどさ!




「だって、桐谷くんがやってこないのが悪いじゃん! 私関係ないじゃん!」