ある日、勇気を出して
学校の屋上で佐伯くんに告白した。



するとこっそり隠れていた
佐伯くんの友達が数人物影から出てきて、


「佐伯の勝ちじゃん! 絶対に相沢は落ちないと思ってたのにー」



笑いながら
その場で佐伯くんに1000円手渡した。




あぁ、そうだったんだ………



佐伯くんが近寄ってきた理由は、友達との賭け事の為。



佐伯くんにその気は全然なくて。
私一人盛り上がってたんだ。




フられるのはまだ良いとしても
私の気持ちを賭け事にされていたなんて。




ムカついて、悔しくて、その場にいたくなくて。佐伯くんを睨み付けて、その場から逃げ出した。




後ろから佐伯くんの『相沢!!』という叫び声が聞こえたけど、もう何も聞きたくなかった。