「桐谷くん重い!! 背中の骨折れる!」
「もうちょっとこのまま」
謝らなきゃ退けてあげない! くらいに思っていたのに、いざ相沢の上に乗っかると、すげー良い匂いするし、俺マジでヤバイんだけど。
「ねぇ、相沢………」
『もう少しこのまま』と言おうと呼び掛けるも、返事が無い。
「おい~、ちょっとこっち向いて!」と、頭を軽くポンポンしてみると、相沢の寝息が聞こえてきた。
――は!? 寝た!?
この状態で寝れるってどんだけだよ。
おい、相沢………
俺、あわよくば相沢と……って思ってたんだぞ。
どうしてくれるんだよ。
無理だろ、こんなの。
普通は襲うだろ!!
どんだけ俺の事眼中ないんだよ……
さすがにへこむ!!



