「自分の部屋だと思ってゆっくりして」
相沢を部屋へ置いて
俺は飲み物を取りに、キッチンに向かった。
リビングではまだ舞がテレビを観ていて、『飲み物ならオレンジジュースが入ってるよ』と教えてくれた。
オレンジジュースをコップへ償いでいると、
「兄貴、早まって変な事しようと思わないでね。桃花さんはあの女達と違うし、桃花さん泣かせたら許さないから」
と、強い口調で忠告してきた。
………舞。
普段誰かに興味示したりなんてないのに、相沢の事は心配するんだ。
「舞が思ってる以上に俺、相沢の事好きだから」
「そんなの見てれば分かる。”凄く好き”オーラ出てるもん」
舞にはバレてたのか。
恥ずかして、持っていたオレンジジュースのペットボトルを落としそうになった。



