モテ男の桐谷くんと地獄の罰ゲーム





***




――夜、”拒否権ないから”の言葉で
俺は相沢を説得する事に成功した。



やっぱりこの言葉は無敵だと思う。



気持ち悪いくらいにニヤニヤしながら、待つ事30分近く。



「遅いー!」



家から出てきた相沢はまさかのスウェット姿で。



「………スウェットって」



いや、いいんだけど。
と、思うと同時に本当見てて飽きない。



もう相沢本人が、俺のツボ。



俺に気をつかってない所を見るとめっさホッとするし、繋いでる手をブンブン振り回す相沢を見て、



「なんか楽しいな! スキップもしてみる??」



なんて言っちゃうほど、相沢の側にいるのは本当に居心地が良い。