小さな歌姫

「ねぇ。君昨日僕の妹に歌を歌ってあげた子だよね?」

その言葉で、辺りはざわついた。

「・・・・。」

私は、つい黙ってしまった。あまりの出来事に言葉が出て

こなかった。

「なぁ。聞いてんだけど!聞こえないふりするの止めてく

れない?」

そこで、周りにいた男子が笑いだした。

「なんだ森村知らないのかよ!そいつな、みー・・・。」 
「私じゃないです!!」

大きな声で私は言った。

そう言うと辺りは静まりかえった。

私はこの場にいるのが恥ずかしくなり教室をでた。