「え！？如月どうしたの！？」

「え？」

すると視界がぼやけ、私の目から涙が零れていた。

「ちがっ……！大丈夫……だからっ・・・！」

止まれ！！涙止まれ！！

こんな顔したら奏多君が困っちゃう……！

笑え……！笑え自分！

すると、それを見た奏多君は私の頭を撫でてくれた。

「いいんだよ……。泣きたいときに泣いていいんだよ。俺は困らないから。」

そう言い、私は感情が溢れだし小さな声で泣いてしまった。

そして、奏多君は優しく優しく私の頭を撫でてくれ、私が泣き止むまで「大丈夫だよ」っと何度も言

ってくれた。