「なんだよ!さっきだって如月も顔真っ赤だったくせ

に!」

「何よ!奏多君の顔ほど赤くはなってません!」

「なんだと!!」

「何よぉー!」

「・・・フフッ。あははははっ!」

私たちは笑った。

「なんか、強きになってるのがバカみたいになってき

た・・・!」

「!!それって・・・!」

「私も・・・。奏多君のこと好きだよ・・・。」

「・・・じゃあ何でさっきは嘘ついたんだよ!」

「だって・・・!私なんかでいいのかと思って・・・!」

そう言い、私は目が潤んでしまった。

「私なんかじゃない・・・!如月がいいんだ!」

奏多君は、私の手を引っ張り耳元で囁いた。

「好きだよ。」

その言葉に、私はまた顔が真っ赤になった。

「お前の顔本当に可愛い。」