「?どうした?顔が赤いぞ?」

奏多君はそう言い私のおでこに手が触れた。

私の顔は一瞬で赤くなった。

「大丈夫!?熱でもあるんじゃないの?」

そういい、奏多君はお医者さんを呼ぼうとした。

「違うの!これは・・・その・・・奏多君のせい

で・・・。」

「・・・え!?」

びっくりした表情で奏多君は黙ってしまった。

しばらくこんな重い空気が続いた。

「・・・き・・・。」

奏多君は、小さな声で言った。

「?何?」

「ーっ!!だから!好きなんだよ!お前のことが!」

「・・・え!?」

今度は私が驚かされ、思わず固まってしまった。