小さな歌姫

「ただ、私のこと覚えてくれているだけなのに私なんてこと・・・。」

「・・・・。別にいいよ!そんなこといちいち気にしないよ!そんなことより、君歌がすごく上手なんだって

ね!妹がすごく感動してたよ!」

「そんな・・・。感動だなんて・・・。」

私は、その言葉を聞いて少し嬉しかった。

「ねぇ・・・。今度家に遊びに来ない?妹もまた会いたいって言ってるから!」

そう言い、奏多君は手を前に出した。


「よろしく!えっと・・・。名前なんだっけ?」

「花音・・・。如月花音です。」

私は、手を握った。

「そうか!如月って言うんだ!よろしく如月!」


私は、少し嬉しい気持ちになった。

だって、本当の友達ができたような気がしたから・・・。