いつからだろうか…
自分らしくがわからなくなっていた

大学時代も
変な噂を立てられていた



パトロンがいる、
援助交際をしている


でも、違う
養父のおかげで
不自由なく生活ができただけ
初めは
そんな話を耳にしては怒ったり
反論はさたりしていたが
噂は消えることがなく
だんだん面倒になり否定をしなくなった


そしていつの間にか
周りの人を信用しなくなり
笑うことも少なくなってしまった

ニュージーランドへ行くと更にだった
知らない街、知らない人ばかり
その中で仲良くなったのは男
頼りの男は仕事ばかりだった

たまに時間があれば
自分の欲を満たすだけ
私のことなんて見てくれなかった