冴島(医師)「目を覚ますかは本人次第だと思います。目を覚ましたところで、御家族などは喜びますが、当の本人は、死ねなかった事への恐怖、苛立ち、色んな気持ちが精神的に追い討ちをかけてきます。
目を覚ましても、沢山の後遺症が彼女を襲うでしょう。」

仁「…」

冴島(医師)「精神科にコンサルしますか?」

仁「コンサル…?」

冴島(医師)「目を覚ましたあと、精神科医にお話を聞いてもらい、そこから治療するかどうか決めれます。」

仁「少し時間をください…」

冴島(医師)「分かりました。ではまた後で及びます。お待ちください。」

仁「はい…ありがとうございました。」