中学1年生の春。




まだ、アタシと春馬はるいとかいには出会っていなかった。




アタシは羅兎族ということもあり負けなしの『羅兎姫』と呼ばれていた。




夜にくりだすときは、髪の毛を自毛でフードを被りあまり顔を見えないようにしていた。




春馬もたまについてきていたんだが今回はついてきていなくて、アタシ一人で街に出ていた。




その日はなぜだからある倉庫に向かってみた。




そこは沢山の不良が集まると言われていて、なんだか変な感じがしたんだ。




おんなの勘…とでも言っておこうか…??