太「おはよ」



百「はよー」



太一はあれから、会う度に頭を撫でてくれる。



それが救いでもあった。



太一の手はいつも、温かかった…。



啓「百合亜〜!」



百「おはよ」



魁「おっす!」



それは皆も同じで。



乱れた髪を直す私の手に、温かさは伝わっていた。



あんな冷たさを知るなんて、私は知らなかった…。