───3ヶ月後。 季(とき)は流れ、あれから3ヶ月も過ぎた。 私は、太一や皆のお陰で笑えて来てる。 渉も支えてくれている。 でも…知らなかった。 侑がいない寂しさに慣れて来た今、彼が本当に姿を消すなんて。 侑…知ってた? 私、薬を飲んでも寝れないの。 貴方を想い、枕を濡らす夜もあるの。 でも、同じ空の下で、貴方が生きていてくれさえいれば、それでよかったんだよ…?