そこに、ヤクザと言わんばかりの中居が現れた。 そして、百合亜の拳を自分の手のひらに当てさせた。 百「何がしたいの?」 中「押してみろ」 百「は? まぁ良いけど……って、動かない」 百合亜の強さは、中居より上だと思ってた俺らは、中居を見た。 中居は百合亜の拳を開かせた。 重ね合う2人の手のひら。 中「押してみろ」 百「…うん」 百合亜は"またか"と言うような表情で、中居の手を強く押した。