魁「あー…何か良い方法はないのか?」



啓「太一の初恋を無駄にはしたくないよな!」



百「"初恋"…?」



私は啓太の一言が胸に甘い刺激が走り、太一を見た。



太一はコーヒーを飲んで平然を装って居るけど、耳が赤い。



私はマグカップを置き、太一に抱き着いた。



太「危ね;;」



太一はマグカップを置き、私の顔を覗き込む。



私はニコッと笑いながら、太一を見上げた。



百「私が太一の初恋なんて嬉しい!」



太「お前は神埼侑だもんな;;」



百「でも、こんなにも人を好きになったのは、太一が初めてだもん…っ」



私は太一の肩に顔を埋め、喜びを噛み締め、恥ずかしさを消そうとした。