魁「太一、百合亜の隣に座れ」



太「は?まぁ良いけど」



いきなり魁人が、高そうな絨毯に正座すると、真剣な顔付きで、太一を私の横に座らせた。



私は太一と顔を見合わせた後、太一の太ももに手を乗せた。



雅「今はイチャイチャ禁止!」



百太「してない」



私と太一の声がハモると、雅之は「はぁ…」とため息を吐き捨て、魁人の隣に座った。



魁「これより、作戦タイムを始めます」



星啓「何の!?」



雅「百合亜とアンソニーの白紙にする方法」



…頼んでねぇー;;



私は太一の肩に凭れながら、呆れた表情をする。



太一はそんな私の頭を撫でる。