太一の家に着くと、目の前にはお城みたいな外観に、私は呆然。
春「星弥ん家よりましだろ」
百「星弥ん家は、和だから」
…こんなメルヘンじゃない。
私は春仁に背中を押されながら、太一の家へお邪魔した。
百「お邪魔しまーす…」
滅多に緊張しない私が緊張している。
啓太も春仁もみんな、我が家のように、無言で入って居る。
私はメイドさんたちに頭を下げながら、太一が開けた扉からリビングへ入った。
観音扉だし、取っ手は金だし……ここは本当に家?
やっぱりお城じゃない?
私ん家、虎が書かれた襖だよ?;;
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