太一がアンソニーへ飛び蹴りを喰らわせた。



アンソニーは首をコキコキと鳴らしながら立ち上がった。



目の色を変えて…────。



啓「ヤバくね?;;」



啓太たちが後退りして行く。



私は太一に駆け寄り、腕にしがみつく。



ア「ワタシ、キレタラトマラナーイ」



…なんつー日本語;;



太一もアンソニーには勝てないだろう。



百「太一、星弥といて?」



私は太一を星弥の所へと押した。



…太一は…私が守る───!!



ア「オンナトハタタカワナイ」



百「女だからって、馬鹿にすんなぁ゛ー!!」



ーーズッドーンッ



私はアンソニーに、橋本組秘伝の背負い投げをした。