春仁が呆れながら太一に説明を開始した。 私は頭がおかしくなりそうで、髪をぐちゃぐちゃに掻き乱した。 星弥が「よしよし」と頭を撫でてくれた。 太「…あり得ねぇ;; まだ親父に話してねぇよ;;」 百星「太一(君)のお父さん、何してる人?」 太「日星(にちぼし)グローバル航空の代表取締役だけど」 百星「はっ!!?」 太一の口から出た言葉に、私と星弥は顎が外れそうな位、驚いた。 日本一の航空会社だから。