杏「太一聞いてるの?」
…は?
百「何で…下の名前?」
俺でも疑問に思う事を、百合亜に訊かれた。
その声は低く、目が寂しそうだった。
啓「杏花先生?生徒を悪ふざけで呼び捨てしちゃダーメよ?!(笑)」
啓太がフォローをふざけて何気ない感じに入れてくれた。
けど、杏花はシカトした。
そして、俺の耳に顔を寄せ、上の部分を甘噛みして来た。
太「何がしたい」
杏「彼女にバラしても良いの?
私は教師を辞めても、他にもヘルパーとか資格があるから平気なのよ…」
杏花はそう呟き、耳から離れた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…