ーーバン──ッ



…うおっ!!!!



激しく開いた扉に、教室にいた生徒全員の肩がビクッとなった。



?「大変だよ百合亜!!」



…やっぱり星弥か…;;



星「ギャー!!不良ー!!
百合亜、ここ危険だよー!!」



…頼むから叫ぶな;;



春「煩いな;;」



啓「窪塚財閥の坊っちゃんが不釣り合いな場所だな;;」



…正しく。



星「だだだだダークネスだっしー!!!;;」



入り口で叫び続ける、本当にこの場に不釣り合いな星弥。



私は椅子から立ち上がり、星弥に近付いた。