──数日後、太一は無事に退院した。



どっこも異常もなく、今や普通に通っている。



でも、気付いたら私たちの関係の話が広まり、ちょっとイライラし始めていた。



?「太一っ…く、ん…」



おまけに、私だけじゃなく、みんな太一に確かめる。



私が怖いらしい。



太「誰?」



?「わ、わ、私…っ!!
1年の石川ですっ!!;;」



…後輩なら、「太一先輩」か「野々山先輩」だろ!