啓「ま、元気になって良かった!見舞いだ!帰るぞ!」



啓太は菓子と果物が入ったスーパーの袋を、ベッド脇の小さな棚に載せて、ドアへと近付いた。



中居「邪魔するの悪いしな」



教師らしからぬ発言をしながら、中居は白い見舞い袋を一度、掲げてからテーブルへと置いた。



春「じゃあな」



何故か春仁は百合亜の頭を撫でやがった。



魁「じゃーな!」



魁人は手をヒラヒラとさせるだけ。



そして最後の雅之は、俺に握手を求めた。