…何、こいつ;; 赤い顔で見上げて来る百合亜は、俺らをナンパして来るような女たちと違って、かなり可愛い。 …好きが加速すると、こうなるのか? らしくない思いが膨らむ。 太「百合亜…俺、お前が好きだった。今もめちゃくちゃ好きだ」 百「太一…っ…、」 太「──えっ!?」 予想とは違い、百合亜はシクシクと泣き出した。 太「百合亜…?」 百「あぁ;;……私も凄く凄く太一が好きだよ…大好き…っ…」 太「当たり前」