想像妊娠から立ち直れないまま、時間だけがむなしく流れていた。 何をするわけでもなく、 ただボーッと毎日をやり過ごしている。 暗闇が続く人生に陽が射しても、すぐ暮れてしまう。 私の未来(これから)の人生に光はないと思ってた。 ──でも、そうじゃないんだね。 隣にいつも居てくれる太一。 2人の運命が、少しずつ動き出していたんだね…。