他に掛ける言葉な見当たらず、保健室を見渡すと、壁に掛かる病院のカレンダーを見付けた。 …あぁ、病院。 太「百合亜、病院行かないか?」 何で今まで気付かなかったんだ。 百「病院…?んー…」 百合亜は俺の目線を辿り、カレンダーを見付けると、不満そうな顔をした。 百「そんな大袈裟……あれ…」 何かを思い付いたのか、指折り数え出す百合亜。 百「…来てない…」 太「何が?」