百合亜の体調が最近おかしい。 今日も顔色も優れない。 百「保健室ー…っ」 4限目の途中、机につっぷして寝ていた百合亜が、青ざめた表情を見せながら、身を起こした。 太「ついてくか?」 視点が定まっていなさそうな百合亜に声を掛ける。 百「んー…」 でも百合亜にはあまり俺の声が届いていない。 ーーガタンッ 俺は椅子から立ち上がった。 中居「どうした?」 太「百合亜を保健室に連れてくわ」