ーーバタンッ



勢いよく、霊安室に飛び込んだ百合亜。



そして、すぐに百合亜の叫ぶ声が聞こえて来た。



耳を塞ぎたくなる位の百合亜の悲痛な叫び声。



俺は意を決して、霊安室へと入った。



室内はひんやりとした空気が流れ、大号泣の百合亜は中居に抱き締められていた。



俺は一先ず神埼侑に近付いた。